冷や汁:高麗郷の夏の定番。かんたん!郷土料理「冷や汁(ひやしる)」の作り方。

 


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高麗に伝わる地味噌での冷や汁のレシピを紹介いたします。

 

冷や汁は主に、うどんなどのつけ汁として食されてきた伝承郷土料理です。

農業での疲れを癒し、暑い夏を乗りきるために簡単でバランスよく、たくさんの野菜と生の糀が食べられるとして好まれてきた健康食です。風味の良い地粉うどんには特におすすめです。ご飯にかけてもおいしいです。

簡単ですので、是非お試しください。

材料(4~5人前)

野村さんちのみそ 100g

ごま(すりごま)   30~60g

きゅうり      1本

顆粒だし      5g(小さじ1)

みりん       5g(小さじ1)

水      400~500cc

 

 

ゆず、しそ、ねぎ、しょうが、にんにく、トマト、オクラ、

など加えると、更に美味しいと思います。

 

 

おすすめの糧(かて)※
  なす いんげん豆 大根
  ほうれん草 きゃべつ
  小松菜 えんどう豆
糧(かて)とは、武蔵野地方の言葉で、主に茹で野菜の付け合わせの事です。

 

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胡麻をすり鉢ですり、のむらさんちの味噌みりん顆粒だし(又は鰹節)を加え、

すり合わます。

ボールで市販のすり胡麻と混ぜ合わせるだけでもいいと思います。

 

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スライスしたきゅうりを加えて、軽く混ぜます。 

2~5分ほど置きます。

 

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きゅうりから水分が出て、味が馴染み、食感も良くなります。

 

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お水を加えて、よくお味噌を溶かして完成です。

お好みで、きざんだ季節の野菜を加えます。

今回は、地元の畑のねぎしそトマトを入れてみました。

 

塩味が強ければ、お水で調整してみてください。

 

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 糧は、なすです。  ゆずもよく合います。

 夏は氷を浮かべて、冬はお湯で溶いても美味しいですよ。

薬味に「のむらさんちのゆずとんがらし」がおすすめです。